岡山県有権者155万5572人 前回調査より4263人減

 岡山県選管は2日、県内の選挙人名簿登録者数(有権者数、1日現在)を発表した。総数は155万5572人(男74万2819人、女81万2753人)で、昨年12月1日の前回調査より4263人(0.27%)減少。県議選(31日告示、4月9日投票)の選挙区別で議員1人当たりの有権者が最多だったのは浅口市・浅口郡の3万7723人だった。

 市区町村別では、減少したのは14市4区9町1村。減少幅の最大は倉敷市の721人で、岡山市北区506人、同市南区386人と続いた。増加は奈義町8人、新庄村1人の1町1村となった。

 県議選の選挙区別で見ると、議員1人当たりの有権者の最少は久米郡の1万5301人で、最多だった浅口市・浅口郡との「1票の格差」は2.47倍。久米郡は真庭市・真庭郡、赤磐市、岡山市南区、同市北区・加賀郡、瀬戸内市との間でも格差2倍を超えた。

 県内定数が1減となる新たな衆院小選挙区別の有権者数も公表。岡山1~4区はいずれも減少し、減り幅は3区の1709人が最も大きかった。在外選挙人名簿の登録者数は1人減の890人だった。

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