ベトナム在住歴10年以上の金子真已氏が営むベトナム料理店「ベトナムちゃん」。その名店の味を家庭で楽しめる、レシピ本「大人気べトナム料理店オーナー直伝 『ベトナムちゃん』金子真已のレシピノート」が、3月27日に発売される。
本場の味を日本でも提供するため、こだわり抜いた料理と独自のセンスで人気メニューを開発し、東京・大久保店は駅まで行列ができるほどの人気店となっている「ベトナムちゃん」。現在は、東京都内に2店舗、沖縄県に1店舗を展開している。本誌では、オーナーである金子氏自らが書きためたレシピノートを基に、「ベトナムちゃん」の料理を、家庭でも簡単にできるレシピのほか、おもてなしにぴったりな手の込んだ料理も家庭用にアレンジし、作りやすく紹介。市販のパンで作るバインミーや、春巻き各種、インスタントラーメンで作るベトナム風の麺料理なども掲載している。
加えて、鍼灸師や中医薬膳師をはじめ、ソムリエの資格も持つ金子氏が、体が元気になる食べ方や、料理に合うワインなどもアドバイス。ベトナムの家庭で実際に食される食材や食べ方のほか、ベトナムの文化や、金子氏がベトナムに住んでいた頃の面白いエピソードも届ける。「2023年は日本とベトナムの外交関係樹立50周年。本書がベトナムの食や文化にもっと触れていただけるきっかけにもなればうれしい」と語る金子氏。ベトナムを知り尽くした著者が、その魅力を余すところなくつづるほか、金子氏が「絶対教えたくない！」と思っていた門外不出のタレの作り方も特別に公開する。
そのまま再現することが不可能なレシピではなく、家庭でベトナムの本格的な味を堪能できるメニューばかりの本誌。本を片手にぜひ自宅で「ベトナムちゃん」の味を楽しんでいただきたい。
【プロフィール】
金子真已（かねこ まさみ）
東京都出身。東京（大久保、吉祥寺）、沖縄（北谷）のベトナム料理店「ベトナムちゃん」のオーナー。大学生の時に、ベトナムハノイ国家大学に1年半留学し、その後、ホーチミン市人文社会科学大学に半年留学し帰国。日本大学芸術学部を卒業後、ロンドン大学大学院SOASで、東南アジア学科修士課程を修了。大学生の頃からベトナムで暮らし、日系企業駐在員を経る。イギリスの大学院卒業後は、アメリカの商社、ベトナムでの起業などを経験し、2011年に大久保に「ベトナムちゃん」をオープン。沖縄の北谷店オープンを機に、22年3月から沖縄県民となり、沖縄と東京の2拠点生活を送りながら、ベトナムをはじめ、世界各国を飛び回る。また、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、GIA米国宝石鑑定士、ワインソムリエ、草月流華道師範、国際中医薬膳師など、多くの資格を取得。国際中医師取得に向けて通学中。店名「ベトナムちゃん」の由来は、留学中に祖母から呼ばれたニックネームをそのまま店名にしたもの。気力やガッツを維持するために、パーソナルトレーナーとの筋トレやスイミングが趣味で、食べて健康に生きることに興味を持つ。
