京都東山で訪れるべき名店!茹でたてのもちもち麺が旨い、予約必須の人気うどん店

旅人へひとこと

京都東山まで来られたら、訪ねてほしいのが人気のうどん屋さん『山元麺蔵』接客もうどんも最高です。

京都の歴史ある町屋の趣と、大きな提灯が目印の『山元麺蔵』は、予約必須なうどん屋さんです。

『山元麺蔵』は店主の祖母の実家を改装し2006年に開業。

うどんの美味しさと心地よい接客が評判となり、多くのメディアにも取り上げられ、瞬く間に行列の絶えない繁盛店となりました。

2016年から2023年まで8年連続で、世界的に権威のある食のガイドブックにも掲載されています。

コロナ禍の中、2020年からは予約制に変わりました。

元Vリーグ(バレーボール)の選手だった店主が圧力釜を使って茹でるうどんは、予約してまで食べる価値のあるうどんです。

京都東山へ来られたら、是非立ち寄ってほしいお店です。

今回『山元麺蔵』を訪ねるにあたり、私は前日に電話で予約をしました。

『山元麺蔵』の公式サイトでは「当日のみの予約…」と記載されていますが、2022年6月からは、3日前からの電話予約が可能とお店のInstagramで案内されています。

尚「3日前の予約希望の方は、お昼以降にお電話下さい。」との事ですからご注意下さい。

詳しくは下記のURLにアクセス願います。

■山元麺蔵 公式Instagram

https://www.instagram.com/p/Cbgz4xKPqMI/

私がお店に到着したのは午前10時を少し回ったところ。

予約は10時20分からだったのですが、お店はすでに開店されていて、5分も待たずに、この日3組目のお客として店内へ入る事が出来ました。

町屋造りの店内は風情があり心が落ち着きます。

お店に入ってすぐのところに4人掛けのテーブル席が2卓と、奥には厨房に面してカウンター席が用意されています。

私はカウンター席に腰を下ろしました。

注文は店頭で待っている際、スタッフが取りに来て下さっていますので、すでに済ませています。

今回は温かいうどんの中から「赤い麺蔵スペシャル」を注文しました。

ピリッとした辛さと出汁の旨味が効いた「赤い麺蔵スペシャル」!

今回私が頂いたのは「赤い麺蔵スペシャル」です。

赤い出汁には利尻昆布と、本鰹・鰯・ウルメ・鯖など数種類の節が使われています。

そこへ豆板醤、コチュジャンなどで辛さを出しています。

温かいうどんの上には揚げ餅2個、卵、ネギがトッピングされています。

また、別皿で牛蒡の天ぷらが用意されていて食べ応えのあるメニューとなっています。

2023年1月11日にMBSで放送された「魔法のレストラン」の中で、大阪府門真市の名店『三ッ島 真打』の店主が、お店の人気メニュー「黒い真打スペシャル」を紹介された時に、そのメニューの元になったのが「赤い麺蔵スペシャル」であると明かされ、動画が流された事から食べてみたいと思いました。

もちろん「黒い真打スペシャル」も、日を改めて食べに行こうと思っています。

目の前に「赤い麺蔵スペシャル」が出され、いよいよ実食です。

まずは出汁をひとくち…。

辛さは調整可能との事。

今回私はノーマルな辛さで頂きましたが、それでも結構パンチがあり、あとに尾を引く辛さでした。

そんな辛さの中にも旨味やコクが広がります。

ブレンドされた節の香りや風味も良く、奥行きがあり、飽きることなく飲み干せる出汁でした。

一度味わうと、忘れられないですね。

圧力釜を使った茹でたての麺ですが、表面はモチモチで芯に歯応えのあるコシを感じます。

太めの麺ながら、表面に出汁を載せて口まで運んでくれるので、出汁と小麦の風味を同時に味わう事が出来ます。

揚げ餅ですが、外はカリッとして、中はトロっとつきたて餅の様に柔らかく、出汁がよく染みています。

赤い出汁との相性が抜群でした。

卵はもちろん、麺に絡ませて頂きました。

辛さの中、卵のまろやかな味わいがホッとさせてくれました。

牛蒡の天ぷらはカレー塩で頂きました。

衣のサクッとした食感と、噛んだ瞬間に広がる牛蒡の香りと甘い味。

そしてカレー塩が良いアクセントとなって、味の広がりを楽しむことが出来ました。

赤い出汁に載せて味わうのも有りだと思います。

「赤い麺蔵スペシャル」こちらのメニュー、私が自信を持って皆様へオススメします。

『山元麺蔵』へお立ち寄りの際は、是非味わってみて下さい。

上の画像をご覧頂くと、奥の方と手前に、大きな提灯がぶら下がっているのがお分かりになると思います。

奥の提灯が『山元麺蔵』(食事処)で、手前の提灯、白い暖簾がかかっている場所は『山元麺蔵』のテイクアウト専門店『Take out 麺蔵』です。

事前に予約をされていない方は、こちらの『Take out 麺蔵』で、『山元麺蔵』での店内飲食の、当日予約を受付されていますので、是非ともご利用下さい。

山元麺蔵

〒606-8334 京都府京都市左京区岡崎南御所町34

『山元麺蔵』の周りには、たくさんの観光スポットがあります。

『山元麺蔵』の周囲には、『京都市動物園』『岡崎公園』『京都市京セラ美術館』『平安神宮』などが徒歩圏内にあります。

中でもオススメなのが『平安神宮』境内の神苑です。

映画のスクリーンの様に、心を和ませてくれる景色が、目の前に展開されます。

『平安神宮』と言えば朱色の「大鳥居」(高さ約24m)。

京都で1番の高さを誇る鳥居です。

「應天門(神門)」からは少し離れていますが、一見の価値ありです。

大鳥居のすぐ横には『京都市京セラ美術館』がありますので、興味のある方はお立ち寄り下さい。

「大鳥居」を抜けて「應天門」に向かいます。

「應天門」の中央は神様の通り道の為、人が通れないようになっています。

門の脇から境内へ入ります。

「應天門」を抜けると広い境内が…。

上を見上げると、空も広く感じます。

「大極殿」でお祈りをし、次に向かったのが「神苑」です。

立札に「国指定名勝」と書かれているので、自ずと期待が高まります。

拝観料600円を納め、いよいよ苑内へ。

苑内に入ってすぐのところに驚きの展示物がありました。

日本最古の電車です。

まさか神社の境内で電車の車両が見学出来るとは思いもしませんでした。

明治28年、京阪電鉄で運行されていた車両との事です。

思わぬところで貴重なものを見る事が出来ました。

ここからは、私の下手な撮影で申し訳ございませんが、苑内の画像をお楽しみ下さい。

如何だったでしょうか?

とにかく撮影したくなるスポットが多い事と、時間を忘れてずーっと眺められる風景の数々に、酔いしれる事が出来ました。

雪が残っていた事も幸いでした。

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

ブログ:https://blog.goo.ne.jp/sasuraieigabito

平安神宮

〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町

公認ライターおすすめ!京都の美味しいごはん旅をご紹介

https://gohantabi.jp/kinki/kyoto

*この記事は2023年2月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:放浪うどん人

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