【ワシントン共同】米国務省のプライス報道官は2日の記者会見で、中国側との対話や電話会談が「今後数週間のうちに行われるだろう」と語った。外相レベルかどうかなど詳細は明らかにしなかった。米国は、中国がウクライナ侵攻を続けるロシアに兵器を提供する恐れがあると懸念しており、会談が実現すれば、制裁の可能性も含め改めて警告するとみられる。
米中の会談を巡っては、バイデン米大統領が習近平国家主席と対話する意向を示しているが、時期は明示していない。ブリンケン国務長官は2月中旬の国際会議に合わせ、ドイツで王毅・共産党政治局員と会談した。