3日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル＝136円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比18銭円高ドル安の1ドル＝136円60～63銭。ユーロは55銭円高ユーロ安の1ユーロ＝144円93銭～145円02銭。
前日のニューヨーク市場で、米連邦準備制度理事会（FRB）による利上げが長期化するとの見方から一時1ドル＝137円台まで円安ドル高が進んだ。ただ、日銀が大規模な金融緩和策を修正するとの思惑も根強く、ひとまず円を買い戻す動きが出た。
市場では「このところ米国の経済指標でインフレの長期化を予想させるような結果が出ている」（外為ブローカー）との声があった。
