東証、午前終値は2万7898円 米株上昇を好感

 3日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。前日終値からの上げ幅は一時400円を超え、取引時間中としては昨年12月15日以来、約2カ月半ぶりの高値を付ける場面もあった。前日の米国株式相場の上昇を好感し、東京市場でも買いが先行した。

 午前終値は前日終値比399円50銭高の2万7898円37銭。東証株価指数(TOPIX)は25.10ポイント高の2019.67。

 前日の米国市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが加速するとの観測が後退し、米ダウ工業株30種平均が上昇。東京市場もこの流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が買われた。

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