MC・佐久間宣行×オズワルド・伊藤×さらば・森田のタッグで2時間生放送! 秋元康が総合プロデュースの「オールナイトフジコ」

フジテレビでは4月14日から、秋元康が総合プロデューサーを務める「オールナイトフジコ」(金曜深夜0:55、関東ローカル)がスタートすることが分かった。とんねるずらを輩出した「オールナイトフジ」誕生から40年の時を経て、「オールナイトフジコ」として伝説の番組を復活させる。

「オールナイトフジコ」は、2時間の生放送番組。メインの司会者は、元テレビ東京の社員で「オールナイトニッポンゼロ」(ニッポン放送)のパーソナリティーとして絶大な人気を誇る演出家・プロデューサーの佐久間宣行氏が務める。さらに、オズワルド・伊藤俊介と、さらば青春の光・森田哲矢が脇を固める。企画内容は未発表で、金曜深夜に2時間の生放送の枠を作ったことと、地上波の可能性と、出演者や若手クリエーターたちの熱量だけがあるのだという。

秋元は「あの頃の『オールナイトフジ』は、“放送終了時間未定”でした。今のテレビは、制約が多すぎて、フォーマットが決まってしまうのですが、若手のクリエーターたちが、自由に発想できる場を作りました。どうなるか分かりませんが、今から、ワクワクしています。この“ワクワク”こそ、視聴者や出演者やクリエーターたちの熱の源のような気がします」とコメントを寄せている。

そして、MCの佐久間氏は「テレビ東京を退社して2年。フジテレビの伝説的な番組に参加することになるなんて、全く想像していない未来です。とても緊張するし、とても怖いのですが、その何倍も楽しみです。フジテレビの若手演出チームの仕掛けに身を任せようと思っています。あとは森田くんと伊藤くんがなんとかしてくれるはずなので。とにかく、精いっぱいやらせていただきます!」と気合十分。

番組を手掛ける中嶋優一氏は「世の中やメディアの常識に一切とらわれず、“やっぱり地上波テレビが一番面白い!”と思っていただけるよう、秋元さんや佐久間くんたちと“遊び心”最優先で作ってまいりますので、皆さまの応援よろしくお願いいたします。テレビの逆襲を始めます」と力強く予告。松本祐紀チーフプロデューサーも「決まっていないことが多すぎて毎日緊張しています…。とにかく金曜深夜に熱のこもった番組をお届けできるようフルスイングで挑みます。大コケしたら専務のせいということで…」と心境を明かしている。

放送1カ月前に、秋元とフジテレビから、以下、異例の制作宣言も。期待が高まる。

「おニャン子クラブの原点、オールナイターズ、とんねるず、港浩一社長を輩出したあの伝説の番組『オールナイトフジ』が帰って来る。と言っても、本当に、『オールナイトフジ』の復活は待ち望まれていたのだろうか?今さら、『オールナイトフジ』と言っても、そんな40年前の番組、知らねえよという視聴者も多いだろう。それでも、なぜ、『オールナイトフジ』なのか? 今の地上波に必要なものは、あの番組が持っていた熱量だと思うからだ。港浩一社長と盟友・秋元康は、とにかく、金曜日の深夜に2時間の生放送をやってみようと考えた。広報資料として発表できるような企画は、まだ、何もない。そこにあるのは、金曜日の深夜に2時間の生放送の枠を作ったということと、地上波の可能性と、出演者や若手クリエーターたちの熱量だけである。メインの司会者は、元テレビ東京の社員で、今、『オールナイトニッポンゼロ』のパーソナリティーとして絶大な人気を誇る演出家・プロデューサーの佐久間宣行。脇を固めるのが、オズワルドの伊藤俊介とさらば青春の光の森田哲矢。当然、オールナイターズのような二匹目のドジョウを狙ってはいるが、正直、これも確定ではない。要するに、すべてが見切り発車なのである。それこそがテレビの真骨頂だ。やってみなければ分からない。大コケしたら、すべては、大多亮専務のせいにして逃げ切ろうと、立松嗣章編成局長は語る。タイトルだけでも少しは変えようということで、『オールナイトフジコ』にしようと、飲み会で決まった。『コ』をつけただけだが、“フジコ”というキャラクターは面白そうだ」。

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