トッテナムが屈辱のFAカップ5回戦敗退…格下相手にまさかの完封負け

トッテナム2部相手にまさかの完封敗 @Getty Images

1日にFAカップ5回転が行われ、トッテナムホットスパーが少なくブラモールレーンでシェフィールド・ユナイテッドと激突した。

ウェストハム・ユナイテッドとチェルシーのロンドンダービー連戦で勝利して復調の兆しを見せるトッテナム。今試合ではソン・フンミンがスターメンに名を連ねたハリー・ケインはベンチスタート、最前線はリシャリソンが引き受けた。

ゲームは戦前の予想通り、トッテナムが2部チャンピオンシップに所属するシェフィールド・U相手に主導権を握る展開に。 特に右サイドのルーカス・モウラが存在感を放ち、クロスがDFに当たってクロスバーを直撃するなどゴールに近づく。しかし全般中に得点を奪うことができず、スコアレスで試合を繰り返す。

圧倒的にボールを保持しながらスコアボードを更新することができないトッテナムは、痺れを切らし65分にエースのケインを投入する。それでも決定的な場面を創出できずフラストネーションだけが溜まっていくと、79分に嫌な予感が的中する。ペナルティエリア内でルーズボールを拾ったシェフィールド・Uのイリマン・ヌディアエがドリブルを仕掛け、密集地帯で右足を一閃。グラウンダーのシュートはゴール左に突き刺さり、トッテナムが先取点を喫する。猛反撃に出るトッテナムだったものの、ネットを揺らすことなく無情にも試合終了のホイッスル。0-1でシェフィールド・Uにまさかの完封負けとなり、トッテナムが痛恨の5回戦敗退となった。

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