中国、金融緩和政策を継続 退任見通しの易綱中銀総裁

記者会見する中国人民銀行の易綱総裁=3日、北京(共同)

 【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁が3日、記者会見し「資金調達コストを適切に引き下げることが必要だ」と述べ、緩和的な政策を継続することの必要性を指摘した。また、2018年の就任後に「慎重かつ正常な金融政策を実施し、物価安定のための強固な基盤となった」と成果を強調した。

 易氏は5日開幕の全国人民代表大会(全人代)を経て退任する見通し。

 易氏は「昨年の世界的なインフレは深刻だった」とした上で、中国の18~22年の消費者物価指数(CPI)は平均2%程度の上昇で「非常に望ましい物価水準だ」と述べ、金融政策が功を奏したとの見方を示した。

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