たむらけんじ「ナイトスクープ」新探偵は“これから芸人”を予想していた ゆりやん&せいや人選に心境語る

今年5月に日本での芸能活動を休止し、米国に活動拠点を移す予定のお笑いタレント・たむらけんじ(49)が3日、大阪市内で自身がプロデュースする「ちゃ~ズモール2023」(4月23日、大阪・もりのみやキューズモールBASE)の開催発表会見に出席。今春に卒業するABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」(金曜、後11・17)の新探偵について「すごいところを選んだな」と率直な心境を明かした。

たむらは今年5月に50歳を迎えることを機に渡米予定。16年間探偵を務めた「探偵!ナイトスクープ」も今月31日の放送分で卒業する。先月24日には霜降り明星・せいや(30)、ゆりやんレトリィバァ(32)が新探偵に就任することが発表されていた。

発表の2週間ほど前に新探偵を知ったというたむらは「大体、ナイトスクープって『これからどうなる?』っていう人を選ぶのに、既に売れている2人にいったから、すごいところを選んだなと思った」と心境を明かした。

局長のダウンタウン・松本人志(59)らとも予想で盛り上がったというが「そこで挙がった名前ではなかった」と話した。2人の就任により「これはこれで新しい風が吹くんじゃないかな」と期待を寄せた一方で、「辞めた探偵のことを『やっぱりすごかったんだな』と思ってほしいので、初回はスベってほしい」と笑いを誘った。

「ちゃ~ズモール」は2019年8月以来の開催で、たむらが商業施設「もりのみやキューズモールBASE」の1日総支配人を務め、笑いとスポーツで施設全体を占拠する。渡米前最後の大型イベントとあって、たむらは「絶対にスベれない」と気合十分。前回は1万5000人が来場したことも踏まえ「それを上回るイベントにする。『俺、こんだけ人気あったんや』って思えるくらい来てほしい」と言葉に力を込めた。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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