引退表明のイ・ボミは2打届かず予選落ち 風との戦い「いいイメージ湧かず」

ホールアウト後は同組で回った渡邉彩香とハグ(撮影/中野義昌)

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目(3日)◇琉球GC(沖縄県)◇6560yd(パー72)

日本ツアーからの引退を表明したイ・ボミ(韓国)は2バーディ、4ボギーの「74」で終え、カットラインに2打届かず通算4オーバー62位で予選落ちした。沖縄特有の風に「いいイメージが湧かなかった」とショットが乱れ、パットも決め切れず。週末へ進めず、悔しさをにじませた。

「きのうもきょうも北風で、左からの風が気になった。体が動いたり、動かなかったりしてミスになった」。ボギーにした前半の 10番、14番、17番はいずれも3オン2パット。後半3番(パー3)はティショットをバンカーに入れて、ボギーを喫した。

短いバーディチャンスもあったが入らず。悔しい予選落ちになった(撮影/中野義昌)

それでも、4番(パー5)ではピン奥3mのバーディパットを沈め、5番で100ydほどのセカンドショットを51度でピンそばにつけて“OKバーディ”。「(左に)引っ張ったり、置きにいったりしちゃって、ドローボールができないところでボギーがあったけど、それ以外はいいショットもたくさんあった」。見せ場を作って盛り上げた。

次戦は24日開幕の「アクサレディス」(宮崎・UMKCC)となる。「オフは一人で調整していたので、韓国に帰ってコーチに見てもらいながら練習しようかな。動かなかったところも早く直したい。コーチと相談して」と立て直しを図る。「次は頑張って予選通過したいです」と誓った。(沖縄県南城市/石井操)

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