鳥取県「兎取=とっとり」でPR ウサギの日、1日限定で改名

「ウサギの日」にちなみ、鳥取県庁でウサギのかぶり物を着けて勤務する職員=3日午後

 神話「因幡の白ウサギ」にゆかりのある鳥取県は、3月3日の「ウサギの日」にちなみ、県名をこの日1日限定で「兎取県」に改名した。県庁では窓口の職員らがウサギのかぶり物を着けて勤務し、県内では道の駅などでウサギにまつわるイベントが開催された。広報課の職員は同日渡す分の名刺を「鳥取」から「兎取」に手書きで修正した。

 県広報課によると、県は今年の干支が「ウサギ」で神話「因幡の白ウサギ」にゆかりがあることから、ウサギに関連した観光PRに力を入れている。

 かぶり物を着けて勤務した広報課の川口愛課長補佐は「12年に1度のうさぎ年なので、県を明るく盛り上げることができれば」と話した。

「ウサギの日」にちなみ、鳥取県庁でウサギのかぶり物を着けて勤務する職員=3日午後

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