米お騒がせラッパー 今度はクラブで暴行騒動!約200万の機器を破壊し、DJを恫喝

ラッパーのトラヴィス・スコットがナイトクラブで暴行をはたらく姿がカメラに捉えられた。サウンドエンジニアを殴り、1万2000ドル(約164万円)とされる設備を破壊、DJに「下がれ」と暴言をはいたとされている。

1日未明に暴行と破壊行為で告訴されたトラヴィスは、ニューヨークのナイトクラブ、ネビュラでまた別の男性を怒鳴り押しやる姿もカメラに収められている。

関係者らがページ・シックスに明かしたところによると、同クラブのレギュラーラッパーであるドン・トリヴァーとパフォーマンス中にトラヴィスが音量を上げたことで、音に歪みが発生、トラヴィスはDJを標的にし暴言を浴びせ、50代のサウンドエンジニアの顔を殴打し、スピーカーを強くたたいてへこませたという。

トラヴィスの弁護士、ミッチェル・シュースター氏はこう声明を発表している。「クリックベイトと誤情報で誇張された明らかな誤解であることは明らかですが、会場と警察と共に、事実関係を明確にし解決するため動いているところです」「我々のクライアント(トラヴィス)が無実となることに自信を持っています」

また、ネビュラの経営担当パートナー、リッチー・ロメロ氏は、「これは完全なる誇張です。素晴らしい夜でした」と続けた。

しかしある関係者は、トラヴィスが怒鳴り散らし、サウンドエンジニアの顔面を殴りつけていたとして、「トラヴィスのセキュリティとクラブ側のセキュリティの間で大騒ぎとなっていました」とページ・シックスに告白。更にその模様を撮影していたファンの携帯を奪い床に叩きつけたとしている。

また別の関係者は、スピーカーと共に、トラヴィスはDJブースの後ろにあったビデオスクリーンを激しくたたき、半分に割ったと話していた。

度々警察のお世話になっていることで知られるトラヴィス、2018年2月にはその前年のアーカンソー州でのコンサートでの紊乱行為で有罪に、2017年5月にも暴動の扇動で起訴されるも、こちらは無罪を主張していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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