突然段ボールが衝撃のデビュー・アルバム『成り立つかな?』(1981年)に続いて82年と83年に発表した、フレッド・フリスとロル・コックスヒル、それぞれとの共演盤を、前者は初LP化、後者は初LP再発!

1982年に発表された『フレッド・フリス&突然段ボール』、1983年に発表された『ロル・コックスヒル&突然段ボール』がLPとして7月19日(水)に再発される。

『フレッド・フリス&突然段ボール』(1982年)

ファースト・アルバム『成り立つかな?』(1981年)のユニークなサウンドが海外でも話題となった、深谷が生んだ異形のロック・バンド、突然段ボール。彼らがイギリスの前衛ロック・グループ、ヘンリー・カウの元メンバーのフレッド・フリス(g)と1981年7月23日に新宿ロフトで行なったライブを記録し、1982年に突段自身のフロアー・レーベルよりカセット・テープでリリースしたアルバムを待望の初LP化。足踏みオルガンとドラム、2本のギターによる、他に類を見ない脱力系即興音楽。

『ロル・コックスヒル&突然段ボール』(1983年)

日本ロック界の至宝、突然段ボール。彼らがフレッド・フリスとの共演盤につづき、イギリスの即興サックス奏者ロル・コックスヒルと制作し、1983年に突段自身のフロアー・レーベルよりリリースしたアルバムを待望のLP再発。日本とイギリス間で互いのテープを交換し合い、音を重ねる方法で制作された作品で、奇妙にねじれた突段の楽曲およびサウンドとフリーキーなロル・コックスヒルのサックスのせめぎ合いがなんともスリリングだ。名曲「夏はかげろう」収録。

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