ガーシー議員への〝苦情〟電話 NHK党に1日約100件 立花党首の携帯にも「ほとんどがおじいちゃんから」

NHK党の立花孝志党首(55)が3日、国会内で党の定例会見に出席。8日の参院本会議で陳謝が決まったガーシー参院議員(51)について、党のコールセンターに1日100件ほどの意見が電話で寄せられていることを明かした。

国政政党の党首として唯一、自身の携帯番号を公開している立花氏の携帯にも1日5~6件、ガーシー氏の政治姿勢について「文句の電話がかかってくる」とした。声色などから、ほとんどが60歳以上の男性の「おじいちゃん」と推察されるといい「気持ちいいくらいおじいちゃん。しかも固定電話から。テレビを見ていて叩いている。文句言いたいんでしょうね。YouTubeを見ろというと『見られない』と言う」と笑った。

ガーシー氏を擁護する声も届き「応援いただくのは女性が多い」とした。立花氏の携帯に直接かかってくる激しい苦情には「アホちゃうか。よう見てから電話してこい!」とガチャ切りしているという。

立花氏は「商売じゃないし、立場は対等。票を入れないぞと言ったら、NHK党は平謝りしてくれると思っているのか。これまでの政治家が、有権者を甘やかしすぎた」と強気の姿勢を見せていた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

© 株式会社神戸新聞社