【余ったお餅が大変身】お餅をおいしく食べるためのおすすめアレンジレシピ8選

お正月に欠かせない食材といえば「お餅」ですが、ついつい買いすぎて余らせてしまっている方も多いのでは? 本記事では、そんな余ってしまったお餅を“おいしく消費”するための、アレンジレシピを中心に紹介していきたいと思います。おいしすぎて余ったお餅では足りなくなってしまうかも!?

【まずは正しく保管】余ったお餅の保存方法

個包装されているお餅は大丈夫ですが、手作りのお餅や一度開封してしまったお餅など、空気に触れる状態のお餅はカビが発生しやすいので、常温での保存はおすすめできません。

数日以内に食べるお餅ならば冷蔵保存、少し時間がたってから食べるのであれば冷凍保存が必要です。どちらの場合も、保管する際は1つひとつお餅をラップで包み、さらに保存袋に入れて保管するようにしましょう。

おすすめ! お餅のアレンジレシピ

いろいろな食べ方のあるお餅ですが、お正月から食べ続け、さすがにワンパターンになり飽きてきたという人も多いはず。そこで今回は、お正月の後に余りがちなお餅を使って作る、いつもとはちょっと違う&さらにおいしく食べられるお餅のアレンジレシピを紹介します。

甘辛いタレに箸が止まらない! 「お餅の肉巻き」

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切り餅を縦3等分にカットして豚肉を巻いて焼くだけ! 甘辛い味付けのタレがクセになる、おいしくて箸が止まらない「お餅の肉巻き」です。お餅を豚バラ肉で巻いたら、フライパンでお肉がこんがり、お餅がぷにぷになるまで焼き、砂糖・みりん・醤油=1:1:1の割合で作ったタレを絡めて完成!(お好みで七味唐辛子をプラスするのも良し!)

朝食にもピッタリ!「お餅のベーコン&チーズ巻き」

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朝食にもピッタリのお餅アレンジレシピ「お餅のベーコン&チーズ巻き」。朝食の定番ベーコンやチーズをお餅に巻くだけ。味付けはケチャップやブラックペッパーで。お醤油やきなこなど、定番の味付けに飽きた人はぜひ試してみてほしい一品です。お餅の新しい世界が切り開かれるはずです。

お餅の洋風アレンジ料理の代表!「お餅グラタン」

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食事のメインメニューにもなるアレンジレシピといえば「お餅グラタン」。今回ご紹介したいグラタンは、白菜と明太子を使ったお餅グラタンです。食材とお餅を敷き詰めた耐熱皿にたっぷりのとろけるチーズを振りかけ、オーブントースターで加熱すれば白菜とお餅がトロトロの絶品が完成! 簡単レシピなのに、手の込んだメニューにも負けない存在感が出せますよ。

子どもに大好評間違いなし!「お餅ピザ」

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お餅をピザ生地に見立てて作る「お餅ピザ」は、子どもから大人まで幅広い年齢層に大好評間違いなしのアレンジメニューです。26cmフライパンなら切り餅4つが適量。お餅を蒸し焼きにしながらヘラで少しずつ押し、丸くなるように生地を作っていきます。生地ができたら、チーズやお好みの具を乗せ蓋をして仕上げます。休日のランチやおやつにもピッタリ。お餅がサクサクでクリスピーピザのような食感を味わう事ができますよ。

ピザ生地を作る時間がない時や、ちょっぴり面倒だと思う方は、お餅にそのままピザの具材をトッピングして焼くのもアリですよ。普段と違った味にするだけで同じお餅でも全く別ものになるので飽きませんね。

カリカリ食感が最高!「手作りおかき」

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小さく切って2日干したお餅を少なめの油で揚げ焼きすれば「手作りおかき」の完成です。出来立てカリカリのおかきは、市販のおかきでは味わえない美味しさが魅力的。これならあっという間に残ったお餅が消費できちゃいますね。お好みで塩や粉末のコンソメをかけてもおいしそう。ちなみに「おかき」という名称は、鏡餅を割って小さく「欠けた」お餅から作ったことから来ているそうですよ。

あの人気のお菓子との合わせ技!「アルフォートといちごのスモア風おもちピザ」

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まるでカフェスイーツのような「アルフォートといちごのスモア風おもちピザ」 は、定番の人気菓子「アルフォート」とお餅を使ったアレンジスイーツ。レンジでやわらかくしたお餅の上にアルフォートとマシュマロ、いちごを乗せ、オーブントースターで3分程焼いたら完成。トッピングにミントの葉と粉糖を振れば、余ったお餅が写真映えする本格スイーツに大変身! もちろん味も◎ですよ!

新感覚!「チョコバナナ餅包み揚げ」

春巻きの皮にバナナとお餅、チョコレートを入れて包んで揚げる「チョコバナナ餅包み揚げ」は、サクサクとした皮の中からトロリと溶けたお餅とチョコレートが溢れ出る、新感覚のあったかスイーツ。皮を包む作業は小さな子どもでも簡単にできるので、親子でのお菓子作りにもおすすめです。春巻きの皮の代わりに、お餅同様余りがちな餃子の皮を使ってみてもいいですね。

ワッフルメーカーを持ってる人は是非作って!「モッフル」

ワッフルメーカーを持っている人にぜひ作っていただきたいアレンジが、お餅を使った「モッフル」。作り方は、ワッフルメーカーでお餅を挟んで焼き上げるだけ。トッピングも普通のワッフルと同じでOKなので、いろいろな味で楽しむことができます。メープルシロップやチョコレート、アイスクリームなどのスイーツとしてはもちろん、目玉焼きやツナ缶、サラダなどをトッピングすれば食事として楽しむこともできます。筆者のおすすめはキムチをのせて食べるアレンジ。主婦の一人ランチにもピッタリですよ。

お餅はパワーの源!

実はお餅はアスリートからパワーフードと呼ばれている食材。切り餅2つ分でお茶碗一杯のご飯と同じカロリーになるのですが、お餅のほうが摂取できる栄養素が多くなるのがその理由。また、消化吸収、エネルギーに変わるスピードがゆっくりなので腹持ちがよいため、子どもの朝食や部活前の軽食などにも適しています。家事や育児に忙しく自分のことは後回しになってしまいがちな子育て世代のママやパパのエネルギー補給にもピッタリですね。

まとめ

日本人にとってなじみのあるお餅。お正月にお餅を食べるのには意味があり、古くからの風習に係わる縁起物としての側面があります。一方、お餅は手軽にエネルギーを摂取できる栄養補給源として、1年中食べるのをおすすめできる食材でもあります。 食事やデザートにとアレンジすることで楽しみ方も無限大。アレンジレシピを試してみると、お餅料理のレパートリーが増えてお正月の余ったお餅だけでは足りなくて買い足してしまうかも……。ただし、おいしいからといって、ついつい食べ過ぎてしまわないように要注意です。 文/丸山寛子

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