
【モスクワ共同】タス通信は3日、ロシアの新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の開発に貢献した研究者アンドレイ・ボチコフ氏がモスクワの自宅で殺害されたと伝えた。29歳の男が犯行を認め、起訴されたという。
ロシア紙RBK電子版は捜査関係者の話として、ボチコフ氏は2日に自宅で男とけんかになり、ベルトで窒息死させられたと報じた。タスは、日常的ないさかいが原因としている。
ボチコフ氏はガマレヤ記念国立疫学・微生物学研究センターの主任研究員としてスプートニクVの開発に関わり、同僚らと共に表彰されている。