
子どもの性被害を防ごうと愛知県警などが開発したスマートフォン向けアプリが、米ニューヨークの国連本部で開かれる「女性の地位委員会(CSW)」で紹介されることになった。プレゼンテーションに立つ「日本YWCA」の中田茉衣さんは「被害の現状を伝え、世界中でアプリを活用してもらえるようにしたい」と意気込む。
アプリは、わいせつ画像をスマホに保存するとAIが検知して自動削除される「コドマモ」。子どもが自撮りした裸の写真を大人に無理やり送信させられる事件が相次いでいることを重く見た愛知県警が、藤田医科大やアプリ提供会社と開発した。国内では今月末にリリースされる予定で、英語版の開発も進む。