
【ワシントン共同】米ホワイトハウスは3日、バイデン大統領(80)が2月に受けた健康診断で胸に見つかった病変について、採取した組織を調べた結果、皮膚がんの一種と判明したと明らかにした。医師によると、転移しにくい基底細胞がんで、問題のある部分は全て除去しており、追加の治療は必要ないという。
組織を除去した部分もきれいに治ったといい、今後も経過観察を続けるとしている。
2024年大統領選での2期目出馬に意欲を示すバイデン氏には、高齢のため健康不安がつきまとっている。2月の健康診断後に公開された医師の診断書は、健康で大統領としての職務を順調に遂行できるとしている。