宮崎県内「大卒進学」希望中学生3割未満 家計や教育 影響浮き彫り

 新型コロナ禍を受け県が実施した貧困に関する実態調査で、「大卒以上の進学を希望する」と答えた中学生が3割未満にとどまり、国の実態調査より20ポイント以上低かったことが3日、県が公表した中間まとめで分かった。保護者の3割以上が生活の苦しさを訴えており、コロナ禍が家計や家庭教育に影響を与えている実態が浮き彫りとなった。

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