新型コロナウイルスと3年以上向き合い続けてきた宮崎県内の医療現場で、看護師の離職が深刻化している。業務量の増加に加え、自身の感染を防ぐため、日常生活を制限するなどストレスも大きい。長引くコロナ禍で疲弊感が募り、やりがいを見失い離職するケースも目立つ。5類移行に向けて社会では「ウィズコロナ」の動きが加速する一方、緊張が続く医療現場の関係者は「現場の実態に耳を傾けてほしい」と訴える。
看護師疲弊 離職深刻 感染対策で業務増、日常生活も制限
- Published
- 2023/03/04 09:11 (JST)