こんにちは。キャンプ系YouTuberのFUKUです。近年のキャンプ用品高騰の影響でホームセンターも単価が上がり敬遠していたのですが、カインズホームが面白いという情報があったので一気に買い込んできました!今回はプライベートブランドばかりではなく、ホームセンターで買うことができるキャンプアイテムの特集となります。カインズの製品が多くなりますが、加えてビバホームとDCMで買ったものを一つずつご紹介します。
【ビバホーム】新富士バーナーマイクロトーチアクティブゴールド 税込1,925円
まず1つ目は新富士バーナーマイクロトーチアクティブゴールドです。
マイクロトーチシリーズにゴールドカラーが登場
限定と売られていたので今だけのものかもしれませんが、まずこの新富士バーナーというものがアウトドアショップでは逆に買えないのでホムセンならではかと思います。
この会社が展開しているアウトドアブランドはSOTOですから専門ショップではSOTOのマイクロトーチシリーズを目にすることが多いと思いますが、ホムセンの工具売り場などではこの新富士バーナーが置かれてるんですね。
こういうプロの方向けのアイテムはあんまり飾り気がないのかと思ったら、まさかの限定でゴールドが出てたので買ってしまいました。
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筆者の近所のお店ではDCMやカインズにも置いてなくてビバホームにあったのですが、新富士バーナー自体は色々なホームセンターで取り扱っているので見つかるかもしれませんね。
実際に炎を見てみましょう
いぶしたようなゴールドの鈍い輝き。新富士バーナーのロゴの文字も金色です。
キャンパーさんが持ってるのは圧倒的にSOTOの製品が多いと思いますが、この新富士バーナーも渋いです。
綺麗な炎が出ますね。火力を絞ることもできます。
真ん中くらいにしておけば炎の消えも速くなるので使いやすいんじゃないかなと思います。
最近はSOTO製品の価格も落ち着きつつありますが、キャンプ用品の値段が高騰していた頃はSOTOのトーチは高いものの同じモデルで新富士バーナーは安く買えるというホムセンの裏技のようなものがあったんですよね。
ちなみにこのゴールドはビバホームでは 税込1,925円でした。
このマイクロトーチアクティブ自体は定番品ですが、改めて特徴をご紹介します。
- 手の中にすっぽり収まるコンパクトさ
- 重さ44gととても軽い
- 指で簡単に開閉できる蓋が付いているので閉めれば間違って押してしまっても炎は出ない
- 下のつまみで火力は調整可能。ガスの残量も確認可能
- ガスの補充も可能。経済的なカセットガスも使うことができますが、今までの経験からライター用のガスを使った方が調子はいい感じがします。
【DCM】ホームオリコン 税込877円
続いてはDCMでの購入品ホームオリコン。
一般的にオリコンというと折りたためる収納箱ですが、これはメッシュタイプの低いもの。
両サイドを広げるだけでパチッとはまります。
全体的にミリタリー調のグリーンですが、持ち手部分はブラックになっていて、横幅52cm奥行き37cm弱高さ約20.5cmの大きめのカゴです。
いろいろキャンプ用品を詰め込んで持ち運ぶのに便利ですし、車にこのまま積めば移動も楽だと思います。
このカゴの大きさがホームセンターでよく売ってる大きな収穫カゴとほぼ同じだったので、カインズのテーブル用天板が使えるのではないかと思います。
ほら乗りました!ぴったりではなく少し遊びはありますが落ちるという事はないですし、このままキャンプ場でテーブルとしても使えそうです。
キャンプ場ではテーブルとして使って荷物が中に収まる範囲だったらこのまま蓋をして持ち運べば楽ですし、普段家で使わない時は畳んでしまえばいいですね。
黒い持ち手の部分を下に下げると畳めます。反対側も同じで、天板も一緒にしまっておけば場所も取りません。
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このちょっと浅型のオリコンタイプのカゴ。安くて色も良くて使えるやつなんじゃないかなと思いました。
【カインズ】ノズル付き灯油缶5リットルサイズ 税込 798円
ホームセンターに行くと大体売ってる定番の灯油缶です。
最近はカラーがおしゃれになってきたんですね。
焦げ茶色にブラックの蓋です。ただ家庭用品なのでお値段はそのまま安い。
これならキャンプに石油ストーブを持っていく人もお供に連れて行っても見た目も悪くないんじゃないかと思います。
これは5Lサイズですが、10Lや20Lサイズもありました。
キャンプブームが盛り上がっていた頃は 色々なメーカーからおしゃれな灯油缶・燃料缶が出てましたが、やはりアウトドアラインだとそれなりのお値段するわけです。
それがホムセンの家庭用品ならば798円で買える。しかも見た目も悪くないとなったらこれはいいですよね。
ガソリンは入れられません。
普通の蓋が付いていて、そして最初から片側についているのがノズル付きの蓋です。
ノズルの先にもキャップが付いているので使うときは外して付け直す。
しまう時はキャップをつけて中に入れても良いですが、ノズルに灯油がついているので絶対漏れないとも言えません。別で持ち歩くなどして、移動中は普通の蓋を両方閉めておいた方が万全なんじゃないかなと思います。
ノズルが使いにくいよっていう人は家でも使う灯油入れを持っていった方が楽かもしれませんが、一応ノズルもついている。
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一般的な家庭用品なので軽くて扱いやすいですよ。ただ安さそのままにキャンプでも使いやすい色になっておりました。
【カインズ】テーブル用フックポール 税込 2,280円
最近100円ショップでも存在感を増している武田コーポレーション製です。
サイズとしては横幅が36cmで耐荷重は1kgまでというテーブルの縁に挟み込むフックポールですが、なかなか面白そうなアイテムですよね。確かにこれは便利かも。
まずは最近メインとして使っているテーブルにくっつくのかやってみましょう。
左右にサブテーブルがついたメッシュテーブルですが、はめ込んでネジを締めるだけ。
このテーブルは下が少しL字に出っ張っているので引っかかってくれてちょっとやそっとじゃ落ちません。
耐荷重1kgまでとなっていますが結構力を入れても大丈夫なくらいです。
ただローテーブルに使うと高さがないので、ホットサンドメーカーを引っ掛けるのは難しいですが、フックの位置は自由に動かせますからLEDランタンを引っ掛けて、先ほどのマイクロトーチアクティブはひもか何かが必要です。
筆者は特に引っ掛けるものがありませんが、収納力というか引っ掛け力はかなりアップするはずなのでこれ自体はいいんじゃないでしょうか。
隙間が6mmくらいなのでその薄さのものなら挟み込めるわけです。
可能なテーブルもあるかもしれませんが、筆者が持っている中だと薄くて幅があって小型のテーブルというのはありませんでした。
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金属製ではなくメラミン天板でもこの形のテーブルは多く流通していますので、このフックポールがあれば物を引っ掛ける場を手軽に追加することができそうです。
【カインズ】アンティークランタン 税込980円
続いてはLEDランタンですが、急にバリエーションを増やして出てきていたので、一気に4種類買ってきました。
これを見るだけでランタンに力を入れているという事が分かりますよね。ただ全体的にホムセンらしい価格設定になっています。1つずつご紹介していきましょう。
まずアンティークランタン税込980円です。
ただ、100均勢が550円で出しているランタンと中身は同じじゃないかと思いますが、デザインを少し変えて洗練させてきたなという印象です。
サイズもちょっと小さくて可愛くなっています。比較しているのはスタンダードプロダクツで購入したものですが、いかがでしょう。
全く同じかと思ったら少し違って100均勢の方が大きい。
でもカインズのは笠がついて、デザインも洗練されたなという印象です。
白色の少し強めの光。スタンダードプロダクツと比較すると明るさは少し大人しいかな。LEDの発光部分が明らかに短いので光の強さでは負けています。
調光機能はあり、1回押すと弱もう1回押すと強。強にすると負けていないかもしれません。
笠がつくだけで雰囲気上がりますよね。
昼間にランタン本体を見てみても色やデザインが結構いいなと思いますが、夜光らせてみてもシルエットがよりおしゃれになっている感じはします。
明るさを見てみると626ルクスです。結構明るい。
ではスタンダードプロダクツは400ルクス行くか行かないかくらいですね。
なるほどパッと見同じくらいに見えますが、測ってみるとカインズのランタンの方がルクス表示では高い値が出てます。
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そう言われてみると影の付き方もよりくっきりしてるような・・・簡易的に測った限りではカインズのランタンはスタンダードプロダクツの550円ランタンより小型で明るいということは言えそうです。
【カインズ】LEDミニランタン 税込598円
どこかのブランドに見えてくるこちらはLEDミニランタンという種類でお値段税込598円。
ここまで来ると100均勢のランタンたちとあまり変わらない価格帯になってくるので実用的な明るさが伴っているなら結構いいんじゃないかなと思います。
先程のアンティークランタンは明るさ2段階調整で最大250ルーメンだったのに対して、LEDミニランタンは調整なしの最大35ルーメンなので趣アイテム的なランタンかもしれません。
ちなみにこうしてみると大きい方は単3電池小さい方は単4電池が必要ですが、大きい方の点灯時間は強くすると6時間で、小さい方は10時間持つという仕様になっています。
そしてどちらも防水仕様ではありません。
点けてみると確かに趣ランタンの明るさ。
照度計では一番光が強く出るところで46ルクス。大きい方は500ルクス以上は出るのでやはり全然違いますね。
ただ見た目は可愛いので、趣きアイテムサブランタンとしてはありだと思います。
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実用的に夜の明かりとして使うなら先程のアンティークランタン。長い点灯時間を生かしてサブランタンとして追加するならこのLEDミニランタンが安くて可愛くていいんじゃないかなと思いました。
【カインズ】レトロLED懐中電灯 1,580円
次はおしゃれな懐中電灯です。お値段税込み1,580円。
明るさ最大600ルーメンと懐中電灯としてはしっかり使える能力がありそうですが、単4電池が4本必要なんですね。
連続点灯時間は一番強くすると約1時間となっています。
これはレトロな感じで可愛いですね。
引っ掛けられるようになっているので、キャンプのみならず普段から防災として玄関等にかけておいても可愛い見た目をしてるんじゃないかと思います。
電池ボックスが出てきました。
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こういうのって充電式だと尚いいのにと思いつつ、非常用として考えると乾電池にも利点があるということですね。
おしゃれな見た目はわかったので能力がどうかっていうところで、点灯させます。
めっちゃ明るい!1回押すと少し暗くなって、もう1回押すと消える。
これはちょっと目がくらむくらい明るくて直視ができませんね。
800ルクス台が出ています。これは防災用の懐中電灯としては文句ない明るさがあると思います。
強いて言えば立てて置けない。レンズが膨らんでいるからどこかにかけておくならいいけど、置いておくなら横にするしかなくて、転がってしまう恐れはあります。
そもそもキャンプにこれだけの大きさの懐中電灯を使う人がどのくらいいるかわかりませんが、我が家はとりあえず防災用に玄関にかけておこうと思います。
【カインズ】スマートLEDランタン 3,980円
最後はスマートLEDランタン税込3980円とそこそこのお値段するだけあって10,000mAhのバッテリーを内蔵したUSB充電式でございます。
明るさ最大350ルーメンということでソロキャンプに使うならメインランタンとしてちょうどいいかなと思います。
あとは色々な規格のUSBに対応しているので、この大容量と合わせてモバイルバッテリーとしても使えるということですね。
明るさ4段階で色温度が変えられるようです。
中身は本体と充電用のUSB-Cケーブルです。
このお値段になると一気に高級感と質感がアップするんですね。
こうしてテントやシェルター内で上からも照らせるし、角度を調整すれば立てて照らすということもできます。
調光は「電源を押すたびにLEDライトの明るさを4段階で調節できます」ということで、徐々に変わっていくのではなくて4段階なんだ。
色温度を切り替えるときは点灯中に長押しだそうです。
昼白色から1回押すと電球色。ちょっと暖かみが強すぎるかなと思ったらもう1回押すとこれで全部点灯しているので程よい色温度なんじゃないかなと思います。
照度計で見てみると、936ルクスくらい出てます。
最初のランタンは全方向に光を出しているのに対し、これは同じ方向に集中しているのでその違いもあると思いますが、かなりの明るさなのでファミリーでも行けそうな気がしますがソロなら十分という感じです。
バッテリーにもなるということなので iPhoneを充電できます。
カインズのLEDランタンシリーズは、とにかく予算を抑えて手軽に買いたいっていうならアンティークランタンやミニランタンは全然使えて見た目もいいですね。
ただ安いながらもクオリティがもう少し高いランタンが欲しいというならスマートランタンは実用性が高そうでいいんじゃないかなと思いました。懐中電灯も安くて可愛らしいと思います。
【カインズ】折りたたみバッグ小サイズ 798円
続いては折りたたみバッグ小サイズ税込798円です。
折りたたみバッグということでサイズは幅28cm、奥行18.5cm、高さ18cm。
引き起こしてフレームを両サイドに押し込んでいくと形が整ってピンと張った状態のバックになるんですね。
表面はポリエステルに下の方はフェイクレザーっぽい素材になっています。
最近のカインズっぽいデザイン感が出てるなと思いましたが、どうでしょう。裏地は水に強そうな加工がされています。
普通にギアバッグとしてコンロ入れてガス缶入れて使うっていうことも良さそうですし、コメリで売ってる23センチの細割薪というのがソロキャンプに使いやすくて好きなんですが、このくらいの薪だと9割くらい入りました。
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薪バッグとしても使えると思いましたが、それぞれのホムセンのオリジナリティを出したような感じのもので手軽なお値段のものが増えてきたというのは嬉しい傾向じゃないかなと思いました。
【カインズ】尾西 ビリヤニ・ナシゴレン 各398円
カインズの購入品最後は食べ物です。尾西の長期保存食アルファ米シリーズにビリヤニとナシゴレンが出ておりました。
インパクト抜群のアルファ米
ホームセンターの防災用品売り場に売ってたりするんですが、少し前は尾西食品以外でもご飯とドライカレーとわかめご飯など色々あったような気がしますが、ここまでインパクトが強いのは初めて見ました。
ここまで本格的な料理がアルファ米シリーズで出てきたっていうのが衝撃でちょっとどんな感じなのか試したくて買ってみました。
ビリヤニ:インドや中東など幅広い地域で食べられているスパイスを効かせた炊き込みご飯。
ナシゴレン:インドネシアやマレーシアの伝統的な絡みの効いたチャーハン。
国産のうるち米って書いてあるから普通のお米で作ってるのかな。
筆者はビリヤニもナシゴレンも食べたことはありませんが、見るからにエスニックな雰囲気ですが辛さレベル4というのが気になる。この2つおいしいんでしょうか・・・
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パッケージから見ても力を入れて作ってるんじゃないかなと思います。アルファ米 の常識を覆してやろうという意気込みが伝わってくるような二品ですよね。
実際に試してみます
非常食に使えるので手だけで簡単に開けられるようになっています。
箸やスプーンがなくても大丈夫、スプーンも入っていて、調味粉末と乾燥剤を取り出すのを忘れないようにしましょう。
開けただけで美味しそうな香りがします。
調味粉末を入れてお湯または水を注水線の位置まで(112ml)注ぎ、よくかき混ぜてください。そしてチャックを閉めてお湯の場合は15分、水の場合は60分待ってほぐして食べましょう。
ビリヤニは調味粉末はカレーのようなスパイシーな香りです。
ナシゴレンは開けるとエビが入っていて、エビの良い香りがしますね。
粉末も独特な香りがします。辛そう。
注水栓までお湯を入れ、チャックを閉めます。
112mlと思ったほどお湯の量も使わないのでシェラカップで沸かしたお湯くらいでも作れます。あとはこのまま15 分待ちましょう。
※動画では混ぜていませんが、このタイミングでしっかり混ぜないと味が偏ってしまいます。
15分経ちました。ビリヤニはやはりちょっとカレーみたい。パクチーが入っているようで、言われてみるとそんな香りも混じっている。
ナシゴレンは食欲をそそるエビとガーリックみたいな香りがいいですね。
できました。それではビリヤニからいただきます。
まず香りがすごい。そしてもっとカレーっぽい味かと思いきや、カレー風なチャーハンという感じで美味しいですよ。
ただ、鼻に抜けるスパイスの香りは独特これは美味しいです。というか味と香りのインパクトに気を取られて一瞬アルファ米ということを忘れてました。それくらい普通に美味しく食べられます。
次はナシゴレンいただきます。ビリヤニも悪くないですが、どっちかっていうとナシゴレンの方が好き。エビの旨味と辛さがめちゃめちゃいい!
この2つアルファ米ということを忘れてしまうようなインパクトと美味しさがありました。
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尾西のシリーズはホームセンターに行くと大体置いてあるイメージなので、カインズ以外にももちろん売ってるはずですしAmazonなどでもあると思うので気になる方は試してみてください。
ホームセンター冬のキャンプギア10選まとめ
いかがだったでしょうか。
キャンプギアの高騰化もやっと落ち着いて、お手頃価格のホムセンアイテムというのも戻ってきた感じですが、この冬は特にカインズが新しいものがたくさん出ている印象なので気になるものがあったら是非覗いてみてください。
今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。