日本時間３月４日、メジャーリーグはオープン戦８日目を迎え、カブスはパドレスと対戦。先発のジャスティン・スティールと２番手のハビアー・アサッドがそれぞれ２イニングを無安打無失点に抑えると、３番手以降の５人の投手も各１イニングを投げてパドレス打線に安打を許さず、７人の投手による継投ノーヒッターが達成された。パドレスはマニー・マチャド、ジェイク・クロネンワースら主力選手が途中交代。代わりに途中出場した控え選手たちも最後まで安打を放つことができなかった。
調整段階のオープン戦とはいえ、カブス投手陣が継投ノーヒッターを達成。その快挙は先発スティールの打者６人をパーフェクトに抑える快投からスタートした。２番手アサッドは４回裏一死からクロネンワースに四球を与え、初めての走者を出したが、続くマチャドをショートゴロ併殺打に仕留めて最少打者数で終了。５回裏は３番手のブラッド・ボックスバーガーが二死からオースティン・ノラに四球を与えたものの、無安打無失点に抑えた。
６回裏は４番手のアドバート・アルゾレイが三者凡退に抑え、７回裏は５番手のジェレマイア・エストラーダが二死からランヘル・ラベロに四球を与えたものの、無安打無失点でノーヒッターを継続。８回裏に登板した６番手キャム・サンダースは１イニングを三者凡退に抑え、９回裏は７番手ニック・バーディが一死から四球、暴投、四球で１・２塁のピンチを招いたものの、ティム・ロープスをショートゴロ併殺打に仕留め、７人の投手による継投ノーヒッターを締めくくった。
カブス打線は４回表にエドウィン・リオスの１号ソロで先制し、６回表にヤン・ゴームスの犠飛で２点目。９回表にはジャレッド・ヤングとピート・クロウ＝アームストロングの連打、クロウ＝アームストロングの二盗で無死２・３塁のチャンスを作り、パドレスの守備のミスによって２点を追加してリードを４点に広げた。勝利したカブス、敗れたパドレスはいずれもここまでオープン戦８試合を消化して４勝４敗となっている。
