ツイッター、12月利益4割減 多くの広告撤退、米報道

イーロン・マスク氏とツイッターのロゴ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は3日、米ツイッターの2022年12月の売上高と調整後利益が前年同月比で約40%減だったと報じた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による買収直後、多くの広告主が広告出稿を一時停止したのが要因という。

 関係者の話として報じた。ツイッターはマスク氏による買収で株式を非公開化し、公に決算発表を行っていない。

 マスク氏は昨年10月に総額440億ドル(約6兆円)で買収。広告依存のビジネスモデルからの脱却を目指し、有料会員の増加など収益源の多様化に取り組んでいる。

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