
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日、新型主力機H3ロケット1号機の発射を延期して7日に行うと発表した。気象条件が整わないためとしている。種子島宇宙センター(鹿児島県)で6日午前、災害状況の把握などに用いる地球観測衛星だいち3号を打ち上げる予定だった。
7日の予定時間帯は午前10時37~44分ごろだが、実施するかどうかは天候を踏まえて判断し直す。さらに延期する場合は8~10日に行う。
1号機は2月17日、機器の誤作動トラブルにより発射寸前で中断した。JAXAはプログラムの変更で対応できるとして、6日の発射予定を設定したばかりだった。