人気のユーチューブチャンネルで非凡な歌唱力を披露したあのちゃん

タレントのあのちゃんがアーティスト名・anoとして、3日午後10時に公開されるユーチューブチャンネル「THE FIRST TAKE」の第297回に登場した。

anoが同チャンネルに登場するのは今回が初めて。バンドを従え、テレビアニメ「チェンソーマン」第7話エンディングテーマ「ちゅ、多様性。」を披露している。

一部ニュースサイトに対してanoは、「普段根暗なので、ちょっとは楽しい気持ちで鬱憤を晴らすように、ゲロを吐こうと思い歌いました」とコメントしている。

しかし、その歌唱力は抜群で、おまけに、タレントととしての注目度も高く、4日の午後6時までに再生回数は140万回に達している。

アイドルには興味がなくミュージシャンになるつもりもなかったが、ツイッターのリツイートでメンバー募集を見かけ、「音楽が好きな人お笑いが好きな人」と要項に記載されており、雰囲気がゆるそうで楽器の演奏もできそうだったことなどから、応募に踏みきり、2013年から2019年までアイドルグループ・ゆるめるモ!に在籍。

2020年よりano名義でソロアーティストとして、2021年よりバンド・I'sのボーカル・ギターとして音楽活動を行ない、昨年4月、メジャーデビュー1stデジタルシングル「AIDA」をリリースした。グループを脱退後、2020年10月、テレビ朝日で初の冠番組「あのちゃんねる」がスタート(21年9月に終了)。

テレビ東京系「日本シン人種図鑑」にレギュラー出演中で、KDDI「au三太郎シリーズ」のCMに出演中だ。

「独特なキャラクターやファッションセンスで注目を浴びているが、教習所を1日で辞めたり、4年間でマネジャーが4人辞めるなど、なかなか激しい内面なのがギャップ。まだまだしばらく売れ続けるだろう」(芸能記者)

もともとバスケットボール部だったそうで、プロバスケットボールのBリーグが、2月27日からよりショートムービープラットフォーム「TikTok」で、あのちゃんとのコラボレーション企画「#あのちゃんの無茶振り」を実施すると発表。バスケファンにも名前が浸透しそうだ。

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