田村淳、旅先やイベントで絶景や花火を肉眼で見ずに撮影する人に疑問

4日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、現場にいるのにわざわざパレードや花火を肉眼で見ずに、撮影する人々に関する疑問を語った。

番組では、淳が先日飛行機から富士山の写真を撮った件について話していた。

これは以前『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、記念写真などで自身や友人が写真に写っていない、富士山のみの写真を撮影した人は、いつその写真を見ているのかという話になったことをきっかけに撮ったそうだ。

淳は「あんまり言うから撮ってみたんですよ。肉眼で見た方が圧倒的にキレイですよ」と話し、「この写真…(笑)、どのタイミングで見返すか分からないんですよね」と答えた。

淳は肉眼で見るからこその情緒だと持論を語り「花火とかも写真撮る人いるでしょ! いや、あのはかなさの意味分かってます? と。『残した意味ないでしょ?』って俺は思ってる」と自身は映像では心打たれないと明かし、「今(肉眼で)見なさいよ! 花火職人が大空というキャンパスに色々仕込んでるのよ‥火薬を!」と訴えた。

この件に関しては、番組レギュラーの島田さくら弁護士も、以前、夫とケンカになったらしい。ディズニーランドに行った際に島田氏は、パレードやプロジェクションマッピングを見て、感動を分かち合いと思っていたが、夫は撮影に夢中で話かけるなオーラを出していたらしく、「マジそれ見んの!」と帰りに怒ったそうだ。

この話に淳が「パレードも、目の前を通りすぎていくっていうあの‥『ミッキー、行かないで~』がね(いいのに)」と話すと、島田氏も「なんで画面ごしに見るんだよ」と返したのだった。

もちろん記念写真に関しては淳も思い出作りのためには重要と話していたが、それ意外のイベントの動画や写真は上手い人が撮ってネットであげているだろうということで、「肉眼、あなたの目で見れるのは、そのときしかないんだから。見たくてあの人混みのなか行くんでしょ!」と話したのだった。

なお、淳はこの意見を言うと叩く人がいることも分かっているとのことで「あんまり、いなかったじゃん。こういう意見を堂々と電波に乗せてね、だって矢が飛んでくるの分かってるんだから。『そんなの自由だろ!』って言う人たちがいるの‥」と話し、「だけど、言わないと思考停止している人いるから。もう一回考え直して欲しい。そんな思いから私は投げかけているんです」とリスナーに語り掛けたのだった。

© 株式会社ジェイプレス社