R-1グランプリ 芸歴10年目の田津原理音が優勝 トロフィー手に驚き「泣く余韻が欲しかった」

ピン芸日本一決定戦「R-1グランプリ2023」の決勝戦が4日、都内のフジテレビで行われ、田津原理音(29)が優勝。エントリー3537人の頂点に立った。

決勝戦のファーストステージは、準決勝を勝ち抜いたYes!アキト(32)、寺田寛明(32)、ラパルフェ都留(28)、サツマカワRPG(31)、カベポスター永見(33)、田津原、コットンきょん(35)の7人に、敗者復活ステージを制したこたけ正義感(36)を加えた8人が3分間のネタを披露した。

ファーストステージでは、トレーディングカードのパックを開けていく〝フリップ芸〟で笑いをさらった。ファイナルステージは、吉本興業所属同士の激突に。審査員5人の決選投票では、1票差の僅差で第21代王者に輝いた。

トロフィーを手にした田津原は「どんな人生~!?夢いっぱい、いっぱーい!もうちょっと泣く余韻が欲しかった」と、涙はなくただただ驚いていた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

© 株式会社神戸新聞社