WBC日本代表、中日に快勝 壮行試合、4―1で

7回日本代表無死、岡本和が左越えに勝ち越しソロを放つ=バンテリンドーム

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は4日、バンテリンドームナゴヤで中日と壮行試合を行い、4―1で快勝した。

 三回に近藤(ソフトバンク)の適時二塁打で先行。四回に2番手の宮城(オリックス)がアキーノにソロを浴び追い付かれたが、七回に岡本和(巨人)のソロで勝ち越し、八回にサポートメンバーの万波(日本ハム)の2ランで加点した。

 先発の佐々木朗(ロッテ)は一回に165キロをマークし大谷(エンゼルス)が日本ハム時代に記録した日本選手最速に並んだ。3回1安打無失点で3奪三振だった。

 3日に合流した大谷は試合前に打撃練習を行い、27スイングで9本の柵越えを放った。右翼席へ特大の打球もあり、歓声とどよめきが起きた。

 チームは5日に大阪へ移動。京セラドーム大阪で6日に阪神、7日にオリックスを相手に強化試合を行う。大谷ら米大リーグ勢も6日から出場が可能となる。

1回、日本選手最速に並ぶ球速165キロをマークした日本代表・佐々木朗=バンテリンドーム

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