シーガルズ、デンソーに逆転負け 1ー3、粘り強い守備に苦しむ

第4セット、岡山シーガルズの高柳有里(9)が相手の速攻を拾えず、11―16とリードを広げられる=ベイコム総合体育館

 バレーボールのV1は4日、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館などで行われ、女子で11位の岡山シーガルズは8位デンソーに1―3で逆転負けした。通算7勝20敗(勝ち点24)となり、順位は変わらなかった。

 シーガルズはレフト佐伯やライトのタナッチャの強打や及川のサービスエースなどで第1セットを25―23で先取。しかし、第2セット以降は相手の高いブロックや粘り強い守備に苦しめられ、3セットを立て続けに失った。

 首位東レは日立を3―1で撃破。2位JT、3位埼玉上尾、4位久光も勝ち、上位4チームの順位に変動はなかった。

デンソー3―1岡山シーガルズ

23―25

25―23

27―25

25―18

 【評】岡山シーガルズは接戦の末に落とした第3セットが痛かった。19―20から佐伯の3連続得点で逆転し、先にセットポイントを握りながら、ジュースに持ち込まれ、最後は金田の強打がブロックにつかまった。サーブ得点は今季最多タイの5点。

 デンソーは両センターがアタック決定率5割を超え、13得点の兵頭(就実高出)らサイド陣にも切れがあった。

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