違法薬物の県内摘発者数、22年は最悪100人

違法に栽培し、県警に昨年押収された大麻草。手軽に入手できることから若年層を中心に薬物の乱用が広がっている(県警提供)

 大麻や覚醒剤などの違法薬物事件で、2022年の県内の摘発者数は100人(暫定値、前年比16人増)となり、比較可能な12年以降で最多となったことが県警のまとめで分かった。若年層を中心に大麻が広がっていることなどが要因。また、県内で過去最大規模の摘発者が出た覚醒剤事件の発生も影響した。SNSを通じて薬物取引が巧妙化しており、県警は警戒を強める。

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