図鑑の世界へダイブ! サメの歯の化石探す発掘体験コーナーも 所沢で「遊べる水族館」 来月9日まで

図鑑の世界をイメージした展示=角川武蔵野ミュージアム

 学習図鑑「角川の集める図鑑GET! 魚」(KADOKAWA)を基にした企画展「遊べる! ところざわサクラタウン水族園」が4日から、角川武蔵野ミュージアム(埼玉県所沢市東所沢和田)で開催されている。

 同展は、図鑑の世界に入っていく体験をイメージ。同書で取り上げている魚の中から、ミノカサゴやピラニアなど子どもに人気の魚10種類を、水槽で種別に飼育、展示している。水槽は魚の分布によって、それぞれ「日本の海」と「世界の川/海」の二つのゾーンにまとめられ、各水槽には図鑑から引用された魚の生態などのデータも付けられる。図鑑と実際の魚を見比べることで、楽しみながら魚について学べる仕組みだ。

 同展では他にも、自分だけの魚を描く塗り絵コーナーや、砂の中に隠れているサメの歯の化石を探す発掘コーナーなど、体験型コーナーが設けられている。塗り絵コーナーには150種以上の魚カードパネルも展示され、発掘体験では見つけた化石の中から一つ持ち帰ることが可能。

 「遊べる! ところざわサクラタウン水族園」は4月9日まで開催。入場料は一般(大学生以上)が1200円、中高生が千円、小学生が900円、未就学児は無料。化石発掘体験は別料金(700円)。開館時間や展示の詳細は角川武蔵野ミュージアム公式ウェブサイトへ。

水槽で泳ぐハリセンボン
水槽で泳ぐフエヤッコダイ

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