戦艦大和の口径46cm主砲を削り出した旋盤一般公開 呉・大和ミュージアム

世界最大級となる口径46cmの戦艦大和の主砲を削りだしたとされる旋盤が、5日、広島県呉市の大和ミュージアムで一般公開されました。

高さ約4m、重さは160tほど。世界最大級の「戦艦大和」46cm砲の砲身を削り出したとされる旋盤です。

広島県呉市にある大和ミュージアム駐車場の西側に展示施設がオープンしました。

呉市が、クラウドファンディングで約6600人から集めた資金をもとに、2022年11月兵庫県の工場から輸送されました。

この旋盤は戦後に払い下げられ2013年まで現役として使用されていたということです。

三次市から来場

「クラウドファンディングに参加したのが、1年半前になるので、やっとここまで来たかという感慨深いものがある。目頭熱くなるものがあります。」

大和ミュージアム 戸髙一成館長

「博物館というのは本の知識ではなくて本物を見た知識を与える場なんですね。そういう意味で実際の機械がこちらに来たということの意味の大きさがあるというふうに考えています。」

旋盤を展示する施設は、年中無休で料金は無料。夜間も数時間程度照明をつけて見学できるということです。

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