ヒュー・ジャックマン、新作映画出演で実生活の子どもへの対応変化「確実に変わったんだ」

俳優ヒュー・ジャックマン(54)は、新作映画「The Son/息子」の撮影をきっかけに、子どもへの話し方が変わったという。フロリアン・ゼレール監督の同作品で、うつ病のティーンエイジャーの父親を演じているヒューは、この役が自分に大きな影響を与えたことを明かした。

妻デボラ=リー・ファーネスとの間に養子に迎えた息子オスカー(22)と娘エヴァ(17)を持つヒューは、スカイ・ニュースに「『どうしたらいいかわからない』『ちょっと待て』『こうも思っているけど、ああも思っている』と言うことが多くなった。特にケンカになったときは、これが本当に相手を武装解除させるんだ」と語った。

さらに「また、自分が感じていることは、相手とは関係ないんだと伝える。私が彼らに対して怒っていると思われたくないからね。また他のことで悩んでいるときは、どんなことに自分が直面しているか説明する。僕は(この映画の撮影後)確実に変わったんだ」と話した。

一方でヒューは ゼレール監督と仕事をすることを熱望していたものの、同映画への出演を考え少し「怖気づいていた」という。

ヒューは「私は実際に監督に連絡を取り、この作品を追いかけた。というのも、この役を本当に、本当に演じたいと思ったからなんだ。ストーリーも好きだし、映画監督としても脚本家としてもフロリアンが大好きで、(ゼレール監督の作品)『ファーザー』は素晴らしい作品だったという思いがあった」とした。

続けて「この作品に出演することになったとき、彼と初めて話をしたことを覚えているよ。というのも、こんな役はめったにオファーされるものじゃないからね。だから役がもらえなかった時の怖さと同じぐらい役をもらえた時のことを考えると怖かったよ」と振り返った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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