トルコ地震 被災者を支援 高鍋西小児童が募金活動

高鍋西小6年生が募金呼びかけのため描いた絵

 トルコ南部を震源とする大地震の被災者を支援したいと、高鍋町・高鍋西小(三橋正洋校長、449人)の6年生74人が校内で募金活動を行い、集まったお金を日本赤十字社高鍋町分区(分区長・黒木敏之町長)などに届けた。
 6年生は社会や道徳の授業で、1890(明治23)年に起きたトルコ軍艦「エルトゥールル号」遭難事件を機に日本とトルコの交流が始まったことなどを学習。支援ができないかと話し合って自発的に活動し、2月14~24日、募金箱を持って校内を回るなどして児童や保護者、教職員らから計11万4180円が集まった。
 一部は同28日、同校を訪れた黒木町長に手渡し、残りは日本ユニセフ協会に送った。米田彩菜さん(11)は「募金をした人に感謝している。被災された人が元通りの生活ができるといい」と話した。

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