おはようございます。エイジング美容研究家・美容ライターの遠藤幸子です。
皆さんは、毎日使う化粧水を、どのようにつけていますか？
手でつけている、コットンでつけている、あるいは、ローションパックをしているという方もいるでしょう。実は、それぞれにメリットとデメリットがあります。
今回は、化粧水を手でつけること、コットンでつけることのメリット・デメリットについてお話ししたいと思います。
化粧水を手でつける場合
化粧水を手でつけるメリット・デメリットは、下記の通りです。
【メリット】摩擦の軽減、なじみやすさ など
つけ方にもよりますが、肌にそっと優しく触れるように馴染ませるなら、コットンよりも摩擦を軽減できるというメリットがあります。
また、手でつけると体温のおかげで化粧水が馴染みやすくなります。他に、手で肌を包み込むことで心の緊張が緩むなど心理的な効果も期待できます。
このほか、コットンよりも使用量が少なくて済んだり、肌状態を把握しやすくなるため部分的に重ねづけする必要性に気づけたり、といったメリットもあります。
【デメリット】ムラになる
最大のデメリットは、ムラになりやすいことです。
化粧水を手でつける場合には、細かい分にも丁寧につけていくことと重ねづけを心がけましょう。
化粧水をコットンでつける場合
化粧水をコットンでつけるメリット・デメリットは、下記の通りです。
【メリット】均一になじむ、拭き取れる など
最大のメリットは、肌に均一に馴染ませることができること。
また、コットンの種類によっては古い角質などを除去しやすいものもあり、拭き取り化粧水を使う場合には必需品です。
このほか、化粧水をコットンの隅々にまで含ませ、それを割いて顔を覆うようにすると、ローションパックもできるというメリットがあります。
【デメリット】摩擦が起きやすい、消耗が早い など
化粧水を含ませる量やコットンの肌へのあて方によっては摩擦などを引き起こし、肌に刺激を与える可能性があります。
これが、最大のデメリットと言えます。
敏感肌の方や肌トラブルを抱えている方には、コットンの使用はあまりおすすめできません。
デリケートな肌でもコットンを使いたい、という場合は、オーガニックコットンなどの肌あたりのいい素材のコットンを選びましょう。化粧水をたっぷりと染み込ませて、ゆっくりと肌を滑らせることで摩擦を軽減することもできます。
このほか、化粧水をコットンにたっぷり染み込ませる必要があることから、化粧水が早くなくなるというデメリットもあります。
まとめ
化粧水のつけ方は、手とコットンそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらが一概に良いとは言えません。
その時の肌状態や目的によって使い分けることをおすすめします。
