ユナイテッド、宿敵リヴァプールに7-0の歴史的大惨敗…「笑ってるゴミクズ選手がいた」とキーン激怒

アンフィールドで行われたリヴァプール対マンチェスター・ユナイテッドのナショナル・ダービー。

宿敵対決は7-0でリヴァプールが大勝する歴史的な結果となった。

ユナイテッドのエリック・テンハフ監督は「説明できない。本当にひどかった。プロではなかった。本当に失望してるし、怒っている。ファンを失望させた。チームとしてこれはありえない。我々は一丸となり、互いのためにサポートし、闘い、守らなければならない。それをしなかった。本当にプロではなかった。我々は大きな進歩を見せてきたが、基準を守らなければこうなる。受け入れられないとロッカールームで伝えた。ただ、また1試合だけだ。立ち直るよ」とコメント。

一方、ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーンとギャリー・ネヴィルはSky Sportsでこう述べていた。

ロイ・キーン

「ショッキングな日だ。ベテラン選手たちは恥ずべき。彼らはリーダーシップを全く見せなかった。

ユナイテッドにとっては本当にきつい日だ。自分がこんな負けに一度もかかわることがなかったのは幸いだね。

選手たちは厳しい状況に陥った時に消えてしまうことを恥ずべき。

ユナイテッドがアンフィールドにやってくると、すべての論理は消えてなくなってしまう。 最も厳しい敵地だが、 彼らはプライドも戦いも見せなかった。

リヴァプールは欲望とエネルギーに満ち溢れていた。リヴァプールは最高の状態に戻っていたが、ユナイテッドにとっては恥ずべき日だった。

マンチェスター・ユナイテッドのベテランたちは、今日クラブを失望させた。選手としては、身を隠すことになるだろう。選手にとって恥ずかしいことだ。

「(1点ビハインドで折り返した)後半に2人ほどの選手が笑い合いながら出てくるのを見た。

アンフィールドで1-0で負けているのに、アンフィールドのスタッフと笑ったり、冗談を言っていた。そんなゴミクズは見たくもない」

ギャリー・ネヴィル

「なんてみっともなさだろう。

後半に見せたブルーノ・フェルナンデスの振る舞いは恥ずべきものだった。彼は両手を上げて、なぜ自分を交代させないのかと言っている。

テンハフ監督はこれまでも挫折に対処してきたが、これは大きな挫折だ。彼らはバラバラになり、頭も調子も規律も失ってしまった。

自分は彼らをタイトルホルダーと見なしたことはない。彼らは真の信頼を築いてきたが、これはユナイテッドらしからぬことだ。

これっきりであってほしい。痛恨の極みだ。マンチェスター・ユナイテッドの選手として、7-0で負けることはない。

(スコアレスだった)前半40分までは典型的なアウェイのパフォーマンスだった。

後半はキャプテンのブルーノ・フェルナンデスに象徴されるように絶対的な恥ずべき、みっともないものだった。これはいつもの彼らのスピリットではないし、テンハフはすぐに対処するだろう」

Optaによれば、0-7での敗戦はユナイテッド史上ワーストタイとなるスコア。

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1931年のウルヴス戦、1930年のアストン・ヴィラ戦、1926年のブラックバーン戦に次ぐ、屈辱的大敗となったとのこと。

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