井上尚、5月にフルトン戦 Sバンタム2団体王座懸け

井上尚弥

 ボクシングの前世界主要4団体バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)が5月7日に横浜アリーナでスーパーバンタム級世界2団体王者のスティーブン・フルトン(米国)と対戦することが6日、所属ジムから発表された。井岡一翔(志成)に次ぐ、日本男子2人目の4階級制覇が懸かる。

 4月に30歳になる井上尚は昨年12月にポール・バトラー(英国)にKO勝ちし、日本人で初めて世界4団体の王座を統一。今年1月に全王座返上を発表した。戦績は井上尚が24戦全勝(21KO)、世界ボクシング評議会(WBC)世界ボクシング機構(WBO)王者で28歳のフルトンは21戦全勝(8KO)。

記者会見で笑顔を見せる井上尚弥=6日午後、東京都港区

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