交通系ICカード全国相互利用10周年、鉄道博物館のC57に記念ヘッドマーク掲出など記念イベント 抽選でホテル宿泊券などがあたるキャンペーンも

埼玉の鉄道博物館のシンボルともいえるC57に、交通系ICカード相互利用10周年記念ヘッドマークを掲出します(イメージ画像:JR東日本)

JR東日本が「Suica」を導入したのは2001年11月のこと(発行開始は2000年12月)。

交通系ICカードはその後、全国各地で導入が進み、2007年3月には首都圏(Suica・PASMO)で、2013年3月には全国で相互利用が始まりました。

2021年1月からは新たに地域連携ICカードの発行が始まり、同年3月から栃木県や岩手県のバス会社などがサービスを導入しました。交通系ICカードの累計発行枚数は、同年9月ごろに2億枚に到達しています。

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2023年は交通系ICカード全国相互利用が始まって10周年ということで、2023年3月21日(火・祝) ~ 5月7日(日)にかけて、豪華賞品があたるキャンペーンや記念イベントなどが行われます。

キャンペーンには4つの賞があり、キャンペーンサイトからエントリーした上で「2エリア以上で2,500円以上利用する」「新幹線eチケットサービスで指定席を予約して利用」などの条件を満たせば(※)、ホテルペア宿泊券やびゅう商品券5,000円分、チャージ2,000円分などが抽選でたります。

また埼玉の鉄道博物館ではC57に記念ヘッドマークを掲出するほか、イベント初日となる3月21日(火・祝)にはSuicaのペンギンやイコちゃんなど交通系ICカードの10キャラクターが10年ぶりに集結する記念セレモニーを開催。そのほかにも、交通系ICカード教室や記念展示、キーワードラリーなどが行われます。

※エントリー不要の賞もあります。
※一部イベントは5月8日まで開催。

今後の交通系ICカードエリアの拡大予定区間

【2023年3月27日 福岡市交通局】
福岡市地下鉄七隈線(天神南~博多間の延伸)の1駅

【2023年4月1日 JR西日本】
山陽本線(新南陽~下関)の 20駅、山口線(湯田温泉・山口の2駅)

【2023年5月27日 JR東日本】
青森エリア:奥羽本線(弘前~青森)の10駅
盛岡エリア:東北本線(北上~盛岡)、田沢湖線(盛岡~雫石)、釜石線(花巻~新花巻)の計18駅
※前潟駅は3月18日開業
秋田エリア:奥羽本線(和田~追分)、男鹿線(追分~男鹿)、羽越本線(新屋~秋田)の計17駅

【2024年春 JR北海道】
函館エリア:函館本線(函館~新函館北斗)の6駅
旭川エリア:函館本線(岩見沢~旭川)の14駅

【2024年春以降 JR東日本】
仙台エリア(追加):奥羽本線(かみのやま温泉~村山)、左沢線(東金井~寒河江)の計21駅

【2024年度 JR九州】
福岡・佐賀・大分・熊本エリア(追加):長崎本線(鍋島~江北)、佐世保線(大町~佐世保)、大村線(ハウステンボス)の計19駅

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