
【ジャカルタ共同】カオ・キムホン東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局長は6日、インドネシアの首都ジャカルタで共同通信の単独インタビューに応じ、日本とASEANが12月に相互の関係を「包括的戦略パートナーシップ」に格上げする見通しだと明らかにした。米中両国に続く動き。日本はインド太平洋地域で重要視する東南アジアとの連携強化を図り、ASEANは域内安定と成長に向けた日本の役割拡大に期待する。
今年は日本とASEANの友好協力50周年に当たる。カオ・キムホン氏によると、東京で12月に開く日ASEAN特別首脳会議で現在の「戦略的パートナーシップ」からの格上げを見込む。