さとうほなみと武田玲奈が「あなたがしてくれなくても」で2組の夫婦の行方に影響を及ぼす重要キャラに

さとうほなみと武田玲奈が、フジテレビ系で4月13日にスタートする連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」(木曜午後10:00。初回は15分拡大)にレギュラー出演することが分かった。

奈緒が主演を務める「あなたがしてくれなくても」は、夫婦のセックスレスをテーマにしたハルノ晴氏による同名コミックが原作。2017年から「漫画アクション」で連載を開始し、話題にしづらいセックスレスの問題に直球で切り込んだ衝撃作として、大きな話題を呼んだ。ドラマ化にあたっては、平日の昼間に不倫に溺れていく男女の姿を描いた「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(同系)の西谷弘監督をはじめ、当時の制作スタッフが9年ぶりに集結した。2組の夫婦を、奈緒と永山瑛太、岩田剛典と田中みな実が演じる。

さとうが扮(ふん)するのは、吉野みち(奈緒)の夫・陽一(永山)と出会う、ほのかに色気を漂わせる三島結衣花。彼女とたばこを吸った陽一が、おいしそうにたばこを味わう結衣花の横顔を見つめるような場面も。並んで一服を楽しむ2人の間に言葉はないが、どこか共通したところのある者同士、静かな時間が流れていく。ミステリアスな結衣花との出会いが、陽一の人生にどんな影響を与えるのか注目だ。

「ハルノ晴先生の描く、原作の登場人物個々の表情や言葉の強さにとてもひかれていたので、今回自分が関われることがとてもうれしいです」と喜ぶさとうは、永山との初共演には「毎度、されている役によって印象がガラリと変わります。永山さんと初めてお芝居できることにドキドキワクワクしつつ、永山さん演じる陽一との関係性を楽しみたいと思います」と期待。撮影では「クランクイン初日、陽一との出会いのシーンの撮影があり、心地がよくて、でも何か…波乱(?)の幕開けのような。そして永山さんとのお芝居がとても楽しく心地よく、ここからいい…波乱(?)を生んでいけたらと思います」と意気込んでいる。

一方、武田は、建設会社に勤める主人公・みちの後輩・北原華役を務める。女性としての自信が薄れかけているみちとは対照的に、恋愛に積極的で日々合コンやデートにいそしんでいる。みちとは仲がいいが、それは男性を巡ってを争う可能性がないからという打算もある。しかも、上司で既婚者の新名誠(岩田)を狙っているような言動も。夫・陽一との関係に悩むみちを励ます一方で、彼女のしたたかさや鋭い観察眼が2組の夫婦をどのようにかき回すのか。華の視線や行動からも目が離せない。

「もともと知っていた作品だったので“実写化するんだ! どうなるんだろ! 楽しみ!”という視聴者目線でワクワクしておりました!」と声を弾ませる武田は、奈緒との共演には「初めてお会いさせていただくのでとても楽しみです! 華にとって好きな先輩でもあるので会社のシーンもとても楽しみです!」とコメント。撮影に関しては「奈緒さんと事前にリハーサルをしていたシーンでクランクインだったので、緊張せず、楽しく演じることができました! 奈緒さんともちょこちょこお話しさせていただいて、すごくお話しやすい包容力のある優しい方だなと思いました。“みちさんのイメージ通りだ!”と感じて、これからの撮影がより楽しみになりました!」と明かしている。

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