『シャザム』主演俳優 骨折を隠して撮影続けた爵位持つ77歳女優を絶賛「彼女はとても強い人」

俳優ザッカリー・リーヴァイ(42)が、『シャザム!〜神々の怒り〜』の撮影現場で指を骨折しながらも撮影を続けた女優ヘレン・ミレン(77)を、「頼りになる大ベテラン」と絶賛した。ザッカリーは、DC映画『シャザム!』の続編となる新作でヘレンと共演、戦闘シーンも一緒に演じているが、ずっと後になってヘレンが怪我をしていたとことを知ったという。

ヘレンの小指を折ったのかと米TV『エクストラ』から聞かれたザッカリーは、こう答えている。「自分じゃないと思う。わからない」「彼女が『ザ・グラハム・ノートン・ショー』に出演している時に、世界中の人たちと一緒にその事実を知ったんだ。そんな事態が起こっていたなんて知らなかった」「彼女はとても強い人さ。怪我を押して演技し続けたんだ」

またザッカリーは同新作でのヘレンとの戦闘シーンについて、「あれよりクールなものはないね」「僕たちはお互いを死ぬほど殴り合って、彼女はそれに夢中だった」と振り返り、ヘレンの撮影現場での態度については、「『こうあってほしい』という希望をすべて詰め込んだような存在だ。絶賛するよ」と話した。

ザッカリーはこう続ける。「彼女(ヘレン)はあなたが望むすべてであり、彼女はあなたが考えるすべてであり、彼女がなり得ると考えるすべてであり、あなたが彼女にこうなってほしいと望むとそうなるんだ」「彼女は爵位を持っているのに、見せつけたりしない。彼女はとても冷静で、クールで、地に足がついていて、謙虚で、協力的で、どこに行っても優雅で落ち着きのある存在感を示してくれる」「彼女といるとその懐で本当に安全だと感じるんだ」

また、ヘレンは最近になって、同新作の中で自身でスタントをすることを決め、その後怪我をしたことを告白、「私は信じられないほど勇敢だったわ。何も言わなかったし、文句も言わなかった。なぜなら、私は本物のスタントマンになりたかったから」と冗談交じりに語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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