沖縄県立高校・特支校高等部の入試始まる 1万1000人余が志願

 沖縄県内の県立高校、県立特別支援学校高等部の2023年度一般入試が7日、始まった。県立高の全日制・定時制に1万1163人、県立特支校高等部に376人が志願している。豊見城市の豊見城高校では7日朝、生徒たちが中学校の引率教員らに見守られながら校舎に入った。高校側は教室の換気や消毒液設置など、受験生が安心して力を発揮できる環境を整えた。 生徒たちは緊張した面持ちで試験開始の合図を待ち、午前10時のチャイムが鳴ると、一斉に問題を解き始めた。初日の7日は国語、理科、英語が、8日は社会、数学、面接がある。県立高校、県立特支校高等部とも、15日に合格者を発表する。

 県教育委員会は、新型コロナウイルスなどの影響で、一般入試当日に受験できなかった生徒を対象に22、23日の両日、追検査を実施する。(吉田早希)

© 株式会社琉球新報社