
プロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」のファウルゾーンが規定より狭い問題で、球団と日本野球機構(NPB)の間で、改修しない方向で調整が進んでいることが7日、関係者の話で分かった。代わりに球団側が野球振興のための基金を設立するという。
公認野球規則では本塁からバックネットまでの距離が60フィート(約18メートル)必要とされているが、新球場は3メートルほど短い。昨秋、日本ハム球団が「確認、報告が不十分だった」と謝罪し、今季終了後以降に規則に沿うよう改修する条件で、使用が認められていた。
チームは今月14日に新球場で初のオープン戦を行い、同30日に開幕戦を迎える。