オープン戦11日目 Rソックスが無敗をキープ ロイヤルズは10勝目

日本時間3月7日、メジャーリーグはオープン戦がスタートして11日目を迎え、11試合が行われた。グレープフルーツ・リーグ(フロリダ州)の首位を走るレッドソックスは、タイガースを相手に7対1で快勝。連勝を7に伸ばし、オープン戦無敗をキープしている。一方、カクタス・リーグ(アリゾナ州)の首位に立っているロイヤルズは、ダイヤモンドバックスを相手に10対1で大勝。これでオープン戦の成績は12試合を消化して10勝2敗となり、全30球団のなかで10勝一番乗りとなった。

レッドソックスはエース左腕のクリス・セールがオープン戦初登板初先発。2イニングを投げ、いずれのイニングも1安打を許したが、2回2安打2奪三振無失点と上々のスタートを切った。打線は1回裏にいきなり無死満塁の大チャンスを迎え、アダム・デュバルの犠飛、ライメル・タピアのタイムリー二塁打、ホルヘ・アルファロのタイムリーで一挙4点を先制。3回裏にタピアの1号ソロでリードを5点に広げると、6回表にライリー・グリーンの2号ソロで1点を返されたが、直後の6回裏に二死1塁から2本の長打が出て2点を追加し、タイガースを突き放した。投手陣は7人の継投で12三振を奪い、5安打1失点。タイガースを7対1で破り、オープン戦は7戦全勝となっている。

ロイヤルズはアメリカ代表でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するブレイディ・シンガーが先発し、3回2安打5奪三振無失点の好投。2番手のダニエル・リンチも3回1安打4奪三振1失点(自責点0)と好投し、3番手クリス・ブービッチ以降の3投手も各1イニングを無失点に抑えた。打線は初回にマイケル・マッシーが先制の2号ソロを放ち、2回裏にはダイロン・ブランコのタイムリー二塁打などで2点を追加。4回裏にはボビー・ウィットJr.の犠飛などでさらに2点を追加してリードを5点に広げ、6回表にエラー絡みで1点を返されたものの、直後の6回裏にマット・ベイティのタイムリー二塁打などで一挙4点を追加した。8回裏にはエドワード・オリバレスの1号ソロでダメ押しの10点目。10対1で大勝し、オープン戦10勝目を挙げた。

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