
KDDIは7日、インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用した事業に本格参入すると発表した。スマートフォンなどを使ってネット空間内にある店舗での買い物や、音楽ライブを体験できるサービスを提供する。大手通信各社は近年メタバース事業を強化しており、KDDIは今後3年間で計1千億円規模を投じ収益化を目指す。
サービス名は「αU(アルファユー)」。一部は7日から提供を始め、夏ごろまでに全サービスをそろえる。専用アプリをダウンロードすれば東京・渋谷や大阪の街並みを再現した空間で、自分のアバター(分身)を通じ参加者同士が音声会話を楽しめる。