テニス、ロシア勢個人参加は継続 国際連盟会長が意向

国際テニス連盟のデービッド・ハガティ会長

 国際テニス連盟(ITF)のデービッド・ハガティ会長が7日、東京都内で記者会見し、ウクライナ侵攻を受け、ロシアとベラルーシ選手に対しては国名や国旗の使用を禁じる条件付きで大会への個人参加を認めていることについて「現状の方針はバランスが取れている」と継続する意向を示した。

 他競技では侵攻直後、両国選手が国際大会から除外された。一方で今年に入り、国際オリンピック委員会(IOC)が国際大会復帰への検討を始めた。ハガティ会長は「スポーツと政治は分けて考えなければならない」との見解も示した。

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