札幌市 から全国のみなさんへ がんと働くを考えると・・・アピアランスケアが大事、、に行きつく 両側乳がんになりました186

次の誰かのためにと綴っています

がん×働く を考える

よく最近目に耳にしますよね、この表現。

『2人に1人が、がんにかかる時代』

実はそのうち4人に1人は65歳未満の働き盛りの方が罹ると言われています。乳がんや子宮頸がん、大腸がんなど含めて、若くしてかかるものも多いことから女性の方がしかも多い。

ずっと乳がんの啓発に取り組まれてきた、ピンクリボン in SAPPOROさんが今週末、オンラインイベントを行います。

新型コロナウイルスの影響も続き、がん患者を取り巻く環境も日々変わる中、働くために欠かせないのが『アピアランスケア』なのです。

その「アピアランスケア」を取り上げてのオンラインイベント。

アピアランスケアと聞くとビューティケアという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、ウイッグを使ったり、胸をカバーしたり、お化粧をすることではないのです。働く中でウイッグと気づかれたくないな、という声はよく聞きますし、お化粧もどうすれば、という悩みも伺います。

今回のイベントでは、外見に関わるものの見方、考え方、また周囲とのコミュニケーション方法まで含めた、外見のケアについて、一緒に考える形になっているそうです。美容ジャーナリストの山崎さんは乳がん体験者コーディネーターの先輩でもあり、陰ながらずっと連載などを見ていたので、画面越しでもお話し聞けるのがうれしく。とかち女性がん患者の集いプレシャスの岩邊 祐恵さんもとても素敵な方なのでどんなお話しをしてくださるのか楽しみです。

国立がん研究センターのような拠点病院ともなると、アピアランスケアの支援にとても力をいれた活動をされていますが、北海道などの地方の病院ではまだまだ。認定看護師さんなどでご相談にのってくださることもありますが、それどころじゃないと後回しにしがち。でも最初から対策を知っていたり、知識があるだけでその後が楽になることもあるのではないかと思います。

Ⅰ講演「基本から考える、働く人のアピアランスケア」 50分

国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター長
藤間 勝子 氏

≪プロフィール≫
国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター センター長、公認心理師・臨床心理士
大学卒業後、国内外の化粧品会社にて美容企画・教育活動に従事。在職時より化粧行動の心理・社会的影響に興味を持ち、退職後に公認心理師・臨床心理士資格取得。2011年より国立がん研究センター中央病院にて、がん患者の外見ケアにたずさわる他、高齢者や障碍者に対する美容を用いたケアを実践している。2021年より現職。

Ⅱ講演と実演

「キレイは生きる力になる~がんになっても自分らしく暮らすヒント~」 40分

美容ジャーナリスト 山崎 多賀子 氏

≪プロフィール≫
1960年生まれ。会社員、編集者を経て美容ジャーナリストに。乳がん治療による脱毛経験から外見と心と社会の関係に注目。がん患者さん対象の美容セミナーを開始。アピアランスケアをはじめ、乳がん関連セミナーや講演、支援活動、執筆など幅広く活躍。NPO法人CNJ認定乳がん体験者コーディネーター。キャンサーアピランスケア協会理事。

Ⅲパネルディスカッション 40分

北海道で「がんと仕事」の問題に携わるメンバーも加わり、アピアランスケアの重要性を含めて「がんになっても働き続けるための環境づくり」に必要なことをディスカッションします。
《パネリスト》
・とかち女性がん患者の集いプレシャス(美容室Nピノキオ) 岩邊 祐恵 氏
・ピンクリボン in SAPPORO代表(東札幌病院ブレストケアセンター長) 大村 東生
・札幌医科大学付属病院 がん化学療法看護認定看護師 大谷 真奈美 氏
・藤間 勝子 氏
・山崎 多賀子 氏
堺 なおこ(コーディネーター)

__■日時:2023年3月12日\(日\) 13:00~16:00
■会場:オンライン開催 YouTube LIVE
■申込方法:ピンクリボンinSAPPOROのホームページよりお申込みください。(無料)
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=85dc51d186c046e1
__

気軽にどこからでも参加できます!

必要な方に届きますように・・・。


© HTB北海道テレビ放送株式会社