
天皇、皇后両陛下は7日、皇居・御所で、ルーマニアのヨハニス大統領夫妻と会見された。宮内庁によると、大統領が隣国のウクライナ問題に触れ、避難民の受け入れ状況などを説明した。陛下は人道支援に敬意を表した上で「戦争により多くの人が亡くなっていることに心を痛めている。一日も早く平和が戻ってくることを心から願っている」と述べた。
懇談は約35分間で、皇后さまは「ルーマニアでは日本への関心が高く、日本語を勉強している人たちも多いと伺っている」と伝えた。大統領夫人は、自らが教える高校で日本の高校生との交流プロジェクトがあると紹介した。