【ロサンゼルス共同】元米カリフォルニア州知事で俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏(75)は6日、メッセージを公表、反ユダヤ主義や人種差別などによる憎悪犯罪(ヘイトクライム)が世界各地で広がる現状に懸念を示し、差別的思想との決別を呼びかけた。フェイスブックに投稿した動画で「自身の心に打ち勝て」と訴えた。
動画は約12分間。シュワルツェネッガー氏は数カ月前にポーランドのアウシュビッツ強制収容所を訪れた体験を交えて語りかけ、憎悪に身を委ねる選択は容易だが「あなた自身を壊してしまう」と警鐘を鳴らした。